
夕方に、2年前からお気に入りになった桜を見にいった。
ぽこぽこ歩きながら、ちょっと速度を落として見上げて。
木の幹に一個だけ咲いてる花を見たり、ちょっと寄りかかってみたり。
そういうのが いちばん好きなお花見だって 今年初めて気が付いた。
今まで、"ニュースとかでやってる俗にいうお花見"ってのに わざわざ行ったことがなくて知らなかったんだけどね。
木曜日に 千鳥ヶ淵に連れってってもらって 夜桜を見たんだよ。
でも、なんか違った。
動かない。気持ちが。
あまりに人が多すぎて 桜と話せない感じ。
桜が咲いてるからいいってことじゃない。
風だって必要だし、水辺だったら水の音も必要。
静けさも必要だし、触れることも必要。
だから、なんだか
顔は見かけたけど、声をかけれなかったみたいに
ちゃんと会えなくて残念って気持ちだけが残った。

うちの裏にあるおうちの庭に 大きな桜の木があって、
もう少しすると 散った花びらが うちの自転車置き場に降ってくる。
朝、自転車を取りにいくと サドルに何枚か舞い降りてたり、
はしっこの方に吹き込んだ花びらが積もってたり。
なんか、そういうちょっとしたいつもとの違い。
それの方が 嬉しいんだよ。
